マッチングアプリを始める前に最低限知っておきたい基礎知識7項目をまとめました。
今回まとめたのは次の7つの項目です。
- 運営会社
- 料金
- 会員データ
- 検索機能
- 身バレ防止
- 口コミ・レビュー
- サクラ・業者
すでに始めている方でも、なかなか上手くいかない方は確認の意味も込めて一緒に考えていきましょう。
目次
運営会社
マッチングアプリを選ぶときに必ず確認しておきたいのは運営会社です。
マッチングアプリにおける運営会社は、上場企業もあれば、中小企業や素性の知れない怪しい会社が運営しているものもあります。怪しい会社であれば、サクラを使ったり、レビューを操作している可能性も充分考えられます。
- 本社所在地
- 上場市場
- 資本金
- 従業員数
- 売上高
- IR情報
- マッチングアプリ以外の事業
など、しっかりとした会社が運営しているのか確認が必要するようにしましょう。
料金
婚活・恋活サービスの料金はジャンルごとにある程度の相場が決まっています。
それぞれのジャンルごとに、どのような料金体系になっていて、1年間活動した場合におよそいくらかかるのかを表したのが下の表です。
それぞれのジャンルの中にはここで掲載した料金より高いものもあります。
同じマッチングアプリでも月に6000円以上するアプリや、結婚相談所で年間100万円を超える所もあります。
婚活パーティー・合コン・街コンなどのイベント型は1回あたりの参加費用はそれほど高くはないのですが、男性の場合は月に何度も出かけていると結構料金がかさみます。
マッチングアプリとWEBサイト型(婚活サイト等)型は女性が無料のアプリもあれば、女性も男性と同額のアプリもあります。
早い時期に結婚を考えている方は女性も有料のサービスを選んだほうが成功確率が上がります。
会員データ
婚活・恋活をする上で、料金に次いで絶対に知っておかなくてはならないデータが登録会員のデータです。
登録会員のデータの中で重要なのは
・会員数
・男女比率
・年齢層
の3つです。
次に掲載する3つの表は婚活・恋活マッチングアプリの会員データ(独自調査)です。
会員数
2020.04.09 調査
マッチングアプリは出会い系のようなアプリも含めれば100種類以上のアプリがリリースされています。
会員数はせめて10万人以上はいるアプリを選ぶようにしましょう。
マッチングアプリの世界では「累計〇〇万人」という言葉がよく使われます。
無料有料問わず登録した会員の累計ですから、退会者も含まれています。
上表に掲載したアプリはどれも会員数が多いアプリばかりです。
非公開となっている部分で、
・ブライダルネットは登録人数を表示しているので問題なし
・Omiaiは実際にアプリを使って検索してみると、withに匹敵するほどの会員数が登録されているのに、登録者数を非公開にしている珍しいアプリ
・タップルもかなりの会員数がいますが登録会員数は非公開となっています。2020年9月に累計会員数は600万人突破と公式発表されています
・matchはOmiaiとタップルほどは会員数はいないものの、有料アプリの一つとして掲載しています
・マリッシュも登録会員数は非公開ながら、数十万人程度はいると思われます
当サイトでは会員数の多い優良なアプリだけを厳選してご紹介しています。
全てのマッチングアプリの中で、現在の会員数を公開しているのは数種類だけで、多くのアプリは非公開です。
会員数上位の会社ほど公開していることから、非公開にしている会社は会員数に自信がないからと考えた方がいいでしょう。
例えば上表に掲載していないアプリの検索条件に
・居住地
・年齢
・身長
を次のように入力して検索してみてください。
・居住地を自分と同じ都道府県
・年齢の下限と上限の設定を27歳~32歳のように5歳幅
・男性の場合は身長で170cm~175cmのように5cm幅(女性なら155cm~160cm等)
指定した県にもよりますが、この程度の絞り込み条件で数名しか結果表示されないアプリはもう終わりです。やる価値がありません。
会員数が最も多いペアーズなら、女性を検索するとして、
・年齢30歳~30歳
・身長160cm~160cm
と1歳幅の1cm幅で指定し、仮に「群馬県」で検索して100人以上はいます。
それが5歳幅の5cm幅で検索した程度で数名しかいないようでは常に新規入会者待ちの状態になってしまいます。
でも、当編集部で厳選したアプリ以外はほぼそんな状態です。
会員数の少ないアプリに出会いのチャンスなどありません。
会員数は最低限20万人以上はいるアプリを選ぶようにしましょう。
男女比率
結婚相談所・婚活パーティ―・合コンも含む婚活サービス全ジャンルの平均的な男女比率は
男性:女性=55:45という感じです。
マッチングアプリや婚活サイトではまれに女性が多いアプリもありますが、基本は男女比率が男性6:女性4、または男性7:女性3になっているサービスが多く、明らかに男性が多いジャンルです。
年齢層
2019.11.21
独自調査
各マッチングアプリの 年齢層調査してみると、アプリごとに年齢層が全く違うことが判ります。
会員の年齢層は各サービスの公式サイトで公開しているところもあれば非公開のところもあります。
非公開のところは、自社の数値に自信がないからかもしれません。
アプリやサイト版の場合は無料登録でも検索ができることが多いので、有料登録する前に一度検索条件の設定で年齢や諸条件を絞り込んでみて、実際に検索結果に表示される人数がどのくらいいるのか調べてみるとよいでしょう。
検索機能
マッチングアプリ型やWEBサイト型の婚活恋活サービスでは数万人~数百万人の中から、自分の好みに合う相手を様々な条件で絞り込むことができます。
結婚相談所でも条件を指定して相手を絞り込むことができます。
次の表は各マッチングアプリ&サイトの相手の検索条件をまとめた一覧表です
独自調査(転載防止のために不鮮明画像にしています)
小さな「●」が見えると思いますが、アプリやサイトによって検索機能はバラバラです。
どのアプリにも 共通している検索条件もありますが特定のアプリだけしか搭載されていない機能も多数あります。
「居住地・年齢・ 身長・体型・学歴・職業・年収・婚姻暦・子供の有無」 の検索はどのアプリも共通して搭載されていますが
次のような検索条件は全てのアプリでできるわけではありません。
・自分からの距離で検索
・フリーワード検索
・趣味や共通点から検索
・子供が欲しいかどうか
・証明書(独身・学歴・年収)の提出
・自分と同性の検索
このような条件設定は数種類のアプリしかできなかったり、完全に独自の検索機能だったりする 食べました じゃあそこでお休みしてなさいよねおやすみよ 矢口真里場合もあります。
自分がどうしても指定したい検索条件を備えているかを予め知っておく必要があります。
身バレ防止機能
「身バレ」とは「身分がバレてしまうこと」。
婚活・恋活をしていると、気になってしまうのが友人や知人に婚活・恋活をしていることがバレてしまわないか・・・ということ。
オープンな性格の方は全然気にならないかもしれませんが、気にする人も多いことでしょう。
アプリやサイトプリやサイトでは条件を指定して絞り込み検索ができるようになっており、相手の居住地を自宅近くのごく限られたエリアに指定すると知り合いがいるかもしれません。
その際に役立つのがFacebook認証です。
現在のサイトやアプリはログインする際、Facebook認証・SMS認証・メールアドレス認証などが選べます。
仮に友人も自分と同じ婚活恋活アプリに登録していて、その友人がFacebook認証でログインしている場合は、その友達には表示されないシステムになっています。
Facrbookで認証すると、逆にFacebookの友人にバレてしまうのではないかと勘違いしていなければ、普通は友人もFacebook認証をしているはずです。
ただし、Facebookの友人がFacebook認証ではなくSMS認証やメールアドレスでログインしている場合はその友人に自分が表示されます。
本当は隠す必要など全然ありませんし、アメリカでは結婚の3分の1がネットを通じて出会っているという事実から考えても、日本もいずれそうなっていくと思われます。
登録している事より、相手がなかなか見つからずに一年後もまだ表示されていることの方がよっぽど恥ずかしいのですが。
それでも絶対に知られたくないという人には自分を非公開にする方法があります。
マッチングアプリのOmiaiでは無料で自分の非公開設定が可能です。自分が「いいね!」をした相手だけにしか自分が表示されないようにすることが可能です。
マッチングアプリやサイトでは、Omiaiのように無料ではありませんが有料会員や有料オプション会員に加入することで、Omiai同様に自分が「いいね!」をした相手だけに表示させる機能が用意されていることが多くなっています。
口コミ・レビュー
口コミやレビューを皆さんはどこまで信じていますか?
クローズアップ現代で放送された『追跡!ネット通販 やらせレビュー』をご覧になった方もおられると思いますが、今やレビューは買える時代です。
そして、レビューは自分で見極める時代です。
レビューの平均点数ばかりを気にせず、低評価だけに絞って閲覧したり、高評価や中評価も満遍なく閲覧しなくてなりません。
日本語が変なレビューは要注意です。
逆に言えば、そのようなレビューが散見されるアプリや、平均点3.2のアプリがある日突然4.0になるようなことがあれば注意してください。
また、婚活アプリでありがちなレビューが『無料会員から有料会員になった途端に「いいね!」が来なくなった』というレビューです。
この手のレビューが一定割合存在します。
これは運営会社のヤラセによる場合もあるかもしれませんが、無料会員の時には有料会員になってもらうためにあなたのプロフィールの露出を運営側が上げてくれていたと解釈することもできます。
反対に★4・★5のレビューばかり読むのも、間違って解釈してしまう原因になります。
あまりレビューを真に受けてしまうと、正しい判断ができなくなってしまいますので、参考にする程度でレビューをご覧になることをおすすめします。
サクラ・業者
サクラや業者についてのレビューは後を絶ちません。
しかし、アプリのレビューなどに散見される「サクラ」や「業者」のワードは多くの方が間違って使っているようです。
ここで定義したいのは
・サクラ=運営側の会社が雇っている
・業者=業者だけに限らず、マルチ商法の勧誘、詐欺、宗教の勧誘等々・・・
ということです。
レビューには「業者等」を「サクラ」と表記している人が多数います。
結婚相談所とパーティー系はシステム上そのような心配は要りませんが、アプリとサイトには少なからず入り込んでしまうのです。
会員登録の流れを実際に自分でやってみると分かりますが、「ああ、これなら仮に業者が悪意をもって登録しようとすればできないことはない」と思うことでしょう。
あらゆる手段を使えば、本当の婚活ユーザー以外でも会員登録できないことはないからです。
サイトとアプリの場合は必ずどこかに潜んでいると思って、用心しておく必要があります。それは実社会と何ら変わりません。
サクラをや業者を見抜く方法は簡単です。
サクラは絶対に会おうとしませんから、メッセージばかりで長引くようならおかしいと思った方がいいでしょう。
業者のパターンは2通り。
①実際には会わずにLINE IDやメールアドレスを聞き出すか、またはどこかの別サイトに誘導する
②実際に会ってから、最終的に目的の物を売ろうとするか、目的の店や施設に連れていこうとする
大体このパターンです。
①の場合は予め婚活専用の予備IDや予備アドレスを作っておけば対応できます。
相手がIDやアドレスを早く聞き出そうとするか、聞き出した途端に連絡が付かなくなる場合は大体業者です。
②の場合は、少しメッセージを重ねることである程度防げます。
相手が業者等の目的がある場合は会って勧誘するのが目的です。
相手のメッセージ内容が軽い感じで、早々と会おうとするようなら業者や違う目的の可能性大です。