人気マッチングアプリの会員データ
・会員数
・男女比率
・年齢層
について調査しました。
マッチングアプリを選ぶ際に、上記3つは最も重要なデータと言っても過言ではありません。
目次
会員数
会員数検索テスト
各サービスのWEBサイト版を使って、実際に検索テストを行って表示された人数
ペアーズは検索結果の人数を1人単位で公開していましたが、2020年夏ごろから最大で9999人までしか表示しなくなったため、最後に計測できた2020年4月9日の会員数を参考人数として表示しています。
検索結果の人数を公開しているのは非常に珍しいことであり、他のアプリではほとんどが非公開になっています。
会員数を公開すれば、総人数が分かるだけでなく、「運営会社に不利益になる可能性がある情報」もユーザーにバレてしまいます。
・男女会員比率がアンバランスなこと
・希望している年齢層が少ないこと
・会員数が全然増えていないこと
等、それを承知の上で会員数を公開しているのですから、会員数を公開しているだけでもトップクラスの安心感と言えるでしょう。
そして、実際に会員数が多いアプリほど会員数を公開している傾向にあります。
累計会員数
婚活恋活サイトやマッチングアプリの世界では、なぜかこの「累計会員数」という言葉が頻繁に出てきます。
累計会員数とは、「過去の会員も含む」と言う意味が込められているのは言うまでもありません。
ほとんどのマッチングアプリは、この累計会員数ですら非公開であり、公開しているアプリは会員数に自信があると考えていいでしょう。
マリッシュは80万人となっていますがこのくらいなら出会いはあります。
他のマッチングアプリは累計会員数が、10万人にも満たないようなアプリばかりで、その程度の会員数では満足のいく出会いなど有るはずがありません。
累計会員数の調査
累計会員数しか公開していない
・Omiai
・タップル
・match
・マリッシュ
について調査できるか調べてみました。
Omiai
(調査方法)
WEBサイト版を使って実際に検索して表示された会員を全て画面コピーすると、プロフ画像と画像下に表示されている「〇〇歳 ○○県」もコピーされます。
それをMicrosoft Excelにテキストで貼り付け、「〇〇歳 ○○県」の文字だけを抽出してソートします。
しかし、プロフィール文を「○○歳」からで書き始めた人の数だけ重複してしまいます。
そこで、「○○歳」と「○○県」が連続して表示されていない「〇〇歳」単独の文字を先に除外してから「○○歳 ○○県」だけをカウントすれば、検索結果に表示された正しい人数を計測できます。
(結果)
その結果、Omiaiは最高でピッタリ3000人までしか表示しないことが判明しました。
検索結果が3000人以下の場合は誰が検索しても同じ会員が表示されますが、3000人を超える場合は検索した人の年齢が若ければ若い会員が表示されやすくなっていることが確認できました。
上限を3000人でカットされてしまうと他のアプリと比較ができないため、検索結果が3000人を切るような検索条件を設定します。
今回は人口の少ない県を3県選びました。
・東北地方人口最少=秋田県
・中国地方人口最少=鳥取県
・九州地方人口最少=佐賀県
結果についてはこの後にまとめてあります。
タップル
タップルの会員数を計測するのは事実上不可能です。
不可能な理由は絞り込み検索の前に必ず「タグ」の指定が必要だからです。
もしタグの登録が1人1種類であれば全タグを調べれば計測できますが、複数登録ができるので重複して会員数を計測してしまうために事実上測定不能となっています。
さらに、検査結果が一覧表示されず、一人ずつスワイプしてカウントしなくてはならないため、計測は非現実的です。
match(マッチドットコム)
matchは登録人数を表示しないわけでなく、2000人以下なら1人単位で表示してくれます。
そのため、Omiaiと同じような方法で都道府県を絞り込めば会員数を予想できるのですが・・・
残念なことにmatchは自分の居住地からの相手までの距離を指定して検索する仕様になっており、都道府県指定ができないため計測不能ということです。
マリッシュ
マリッシュは都道府県指定ができますので、Omiaiと同じ方法で会員数を予想することができます。
登録会員数テスト(Omiai・マリッシュ)
都道府県別に会員の絞り込み検索ができる「Omiai」と「マリッシュ」の検索実験を行いました。
テスト検索したのは人口が少なく、且つ距離的に離れている県として、
・東北地方最少=秋田県
・中国地方最少=鳥取県
・九州地方最少=佐賀県
の3県で調査を行いました。
Omiai は会員が最終ログインした日の条件設定で「問わない」が選択できず、最長でも「1ヶ月以内」を選択しなくてはなりません。
困ったことに、マリッシュは「最終ログイン日」の指定ができないため、マリッシュの人数には最終ログイン日が1ヶ月以上の会員も含まれている可能性大です。
有料会員だったら1ヶ月以上もログインしていないことなどあり得ませんから、1ヶ月以上ログインしていない会員は間違いなく無料会員状態の放置です。
他のアプリでは全会員の内、1か月以内にログインしている会員比率は約20%~30%程度しかいない為、マリッシュは明らかにOmiaiより会員数が少ないことが想像できます。
Omiaiの会員数予想
では、Omiaiと同じく最終ログイン日を「1ヶ月以内」と指定ができて、会員数も公開している「ペアーズ」「with」とOmiaiを比較してみましょう。
ペアーズは2021年1月現在、1人単位での人数表示はしておらず、最高で9999人までになっています。
その結果、Omiaiはwithの会員数より少し多く、withの会員数に対して、
男性=118%
女性=107%
この程度の会員数がいることがわかりました。
Omiaiは推定150万人くらいの登録会員がいるようです。
今回の調査からもう一つの事が判明しています。
ペアーズとwithで表示される会員の内、1か月以内にログインしているのは
・男性で約5人に1人
・女性で約3~4人に1人
しかいないことがわかります。
無料会員でもログインするだけで「いいね!」やポイントがもらえるのに、1ヶ月以上ログインしていない人は活動していない可能性が高く、返信率はかなり低いと考えられます。
ペアーズとwithがほぼ同じようなログイン率であることから、他のアプリにも同じことが言えそうです。
皆さん、検索する際は必ず最終ログイン日を指定して検索するようにしましょう。
幽霊会員にいいね!をしても返信は来ませんからね。
でも面白いのは、なぜ女性の方がログイン率が高いのでしょうか?
・男性で約5人に1人
・女性で約3~4人に1人
想像ですが、女性会員は人数が少ないのでモテモテで、さっさとマッチングして退会。
男性はマッチングできないまま有料会員を辞めたものの、無料登録のまま退会手続きが面倒で放置している・・・そんなところでしょうか。
マリッシュについて
マリッシュは会員数が非公開で、最終ログイン日も指定できず、加えて、この後にも掲載していますが公式発表の男女比率は「男性:女性=55%:45%」と謳っているのに、上記のテストでは76%:24%になっていました。
公式発表はほとんどの所が「男性:女性=1:1」に少しでも近づけて発表する傾向があり、これはマリッシュだけではありませんがそれでもここまで差があるのは稀です。
「そんなアプリをなぜ選んだのか?」と思われるかもしれませんが、マリッシュにはこのような事を我慢するだけの良い所もあるからです。
マリッシュの長所については、マリッシュの特集ページをご覧ください。
男女比率
会員の男女比率が1:1になっているのが望ましいのは言うまでもありません。
しかし現実はこのようになっています。
(調査日)
2021.01.09調査
※マリッシュは前述したように、公式サイトが発表している割合です。
※matchとタップルは独自調査(検索テスト)
男女比率円グラフ
※マリッシュは公式発表と実際の検索テストの結果が大幅にずれているため、念のため公式発表の数値を掲載しています。
※タップルはカテゴリー選択後のテストしかできないため、全会員の実態を表しているとは言えず、概算で表示しています。
マッチングアプリではブライダルネットを除いてほとんどが男性会員の方が多くなっています。
男性会員が多ければ女性はモテやすい状態になり、男性会員は競争が激しくなります。
年齢層
年齢層は会員数と男女比率に並ぶ重要な数値です。
40代の人が20代が多いアプリに登録しても、マッチング確率が低いのは当然のことです。
会員数も大事ですが、年齢層も重要です。
自分が相手に求める年齢層が厚くなっているアプリを選ぶと成功率が上がります。
男女別年齢層円グラフ
2020.05.08
マッチングアプリはアプリごとに、ここまで年齢層が違います。
会員データまとめ
自分に本当に合っているのはどのアプリなのか、よく調べたうえで有料登録しないと後で後悔することになりかねません。
今回ここでご紹介したマッチングアプリは
・運営会社
・会員データ
・料金システム
・検索機能
・使いやすさ
等の様々な観点から厳選したアプリです。
その中でも会員人数を公開しているアプリは特に信用がおけるアプリです。
・会員数
・男女比率
・年齢層
の3つの項目は重要な要素です。
・会員数は多ければ多いほどよい
・男女比率は異性の比率が高いほどよい
・年齢層は自分が狙っている年齢層が厚い方がよい
よく数値を見て、本当に自分に合ったマッチングアプリを選ぶようにしましょう。