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初婚-再婚の組合せ別 平均婚姻年齢と年齢差
結婚した人の平均的な年齢差は夫が+2.0歳ですが、相手が初婚か再婚かによって年齢差も大きく変わってきます。
次の表は夫と妻の初婚・再婚別の平均婚姻年齢と、その年齢差です。
厚生労働省 平成28年度 人口動態統計「婚姻に関する統計」の概況
夫妻の初婚-再婚の組合せ別にみた平均婚姻年齢及び年齢差
(夫婦とも日本)
・初婚同士=+1.6歳
・夫初婚・妻再婚=▲0.3歳
・妻初婚・夫再婚=+6.1歳
・夫婦とも再婚=+3.2歳
全婚姻の平均は+2.0歳です。
年齢差を考慮したマッチングアプリの男女会員比率
マッチングアプリを選ぶ際に登録会員の年齢層や会員数は誰もが気になるところです。
次のグラフは例として、Omiaiの年齢別会員数を表しています。
注)Omiaiは検索結果の人数表示が最高3,000人までしか表示されないため、検索条件は「東京・埼玉・千葉」&「1週間以内にログインした会員」のみを抽出。Omiai全体の会員数は都道府県別人口比率から逆算して下表の約4.7倍。
21歳~33歳位までは男女会員がほぼピッタリ同じ人数になっており、理想的なバランスのように見えます。
しかし、前述した実際に結婚した人の年齢差を考慮すると、グラフの見方が変わってきます。
全婚姻の平均的な年齢差は夫が妻に対して+2.0歳のため、女性会員のグラフだけ2.0歳分年上方向にスライド(例:30歳の女性なら男性の32歳のところにずらす)してみたのが次のグラフです。
↓
最初の表では21歳~33歳位までは男女会員の数がほぼ同じになっていましたが、女性を2歳分プラスした場合のグラフでは、21歳~28歳の男性が女性よりはるかに多くなってしまい、余っていることがわかります。
ココがポイント
男女の会員数バランスがピッタリなのが良いアプリではありません。
◇男性は女性会員が多い方が成功率が高くなります
◇女性は男性会員が多い方が成功率が高くなります
人気マッチングアプリ 年齢別会員数グラフ(女性+2.0歳)
次のグラフは人気マッチングアプリの年齢別会員数グラフです。
全て女性を2.0歳分プラスしてあります。
ゼクシィ縁結び
ゼクシィ縁結びは30代のみ、男性が女性を下回っています。
このようなグラフの場合、30代の男性はモテモテになり、女性(2歳分スライドしているため28歳~37歳)はライバルが多くて苦戦することが予想されます。
反対に20代・40代・50代は男性が女性を上回ってるため、女性はモテやすい傾向にあり、男性は必然的に厳しくなります。
ペアーズ(Pairs)
ペアーズはどの年代においても男性が余っており、女性に「いいね!」が集中し、男性はなかなか「いいね!」がもらえない状態になっています。
しかしペアーズは日本最大級の会員数がいるため、ハイスペックな人気の男性はこの男女比率でも全然問題なくモテまくります。
女性には絶対的におすすめのアプリです。
with(ウィズ)
withは会員の中心年代が20代半ば~20代後半となっており、恋活にも婚活にも利用できるアプリです。
信頼のおけるマッチングアプリの中では最も年齢層が若い部類に入ります。
表を見ると20代男性はライバルが多く、苦戦すると思われます。
ペアーズ同様に男性比率が高いため、女性におすすめのアプリです。
youbride(ユーブライド)
youbrideは男性が多く、女性に有利なアプリです。
グラフの形状が他のアプリと異なり、きれいな山型の分布になっていません。
これは運営会社が会員を募集する際、広告のターゲット層に偏りがあるなど、何らかの理由があると考えられます。
年齢層が高く、30代・40代だけに限らず、50代までチャンスがありそうなグラフです。
特に40代・50代の女性にはおすすめです。
ブライダルネット
女性比率が最も高いアプリの一つで、30代・40代の男性には大変おすすめのアプリです。
特に30代男性は女性が男性の数を大きく上回っており、他のアプリと比較して明らかに有利な展開になることが予想されます。
40代も男女バランスが良く、適正な会員数の状態にあると言えます。
マリッシュ(marrish)
年齢層が高いマリッシュですが、絶妙な男女バランスになっています。
しかし、残念ながらマリッシュは会員数が少ないため、たくさんの異性から選ぶことはできません。
その分ライバルも少ないため、ゆっくりとしたメッセージのやりとりをしながら出会うことができるアプリです。
運営会社がバツイチやシングルマザーを応援していることを表明していることから、登録者に結婚歴のある人が多いことでも知られています。
訳アリの方や結婚を半分諦めている方は試す価値があります。
厳しいことを言うようですが、他のアプリでは結婚歴がある方は初婚の人からは正直相手にされません。
マリッシュでは結婚歴有りは普通ですので、それなら思い切って、最初から再婚同士を考えたほうが成功率は上がります。
まとめ
マッチングアプリの会員数や男女比率を調べる際には、実際に結婚した人の年齢差を念頭に置いて調べる必要があります。
自分は一般的な年齢差ではなく、「年上の女性がいい」とか、「10歳以上年上の男性がいい」と思っていても、ライバルが希望する平均的な年齢差は男性が+2.0歳なのですから、そのことを忘れてはなりません。
仮にあなたが30歳の女性で、10歳年上の男性がいいと思うなら、「40歳の男性会員数と、それより2.0歳若い38歳の女性会員の比率」がどのくらいなのかを確認する必要があります。
ライバルの会員が多いと成功率は確実に落ちるからです。
各マッチングアプリの運営会社はそれぞれ独自の戦略で会員募集の広告を行っています。
そのターゲットとなるメディアや雑誌等の対象年齢によって登録される会員にも偏りが生じます。
それぞれのアプリには年齢層と男女比率に特徴がありますので、自分に最適な婚活サービスがどこなのかをしっかりと調べてから活動しましょう。